絶望は愚者の選択


by beautiful_japan
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右でも左でもなく

私の人生哲学の積極面は次の三つの言葉に秘められている。即ち自由・平等 ・友愛である。しかしこの思想をフランス革命から借用したと思ってもらっては困る。私の哲学は宗教に根ざしており、政治科学から生まれたものではない。私はその思想を我が師であるブッダから受けている。彼の思想には自由と平等があるのだ。しかし無制約な自由は平等を破壊し、絶対的な平等は自由を窒息させてしまう。法は単に自由と平等の侵害者への防衛者に過ぎない。そして法は自由と平等の侵害を防ぐことができるとも思わない。自由と平等の侵害者に対する真の保護者は友愛でしかなく、それは兄弟愛・ヒューマニティとも呼ばれ、宗教と言われるものの別名でもあるのだ。

これはカースト最下層に産まれながらインドの憲法草案を作成し、生涯カースト差別と戦い続けたビームラーオ・ラームジー・アンベードカル言葉だ。日本人は「宗教」と言うと反射的に嫌悪感を持つ人が多いけど、宗教と宗教教団は全く別のモノである事を先ず理解する必要がある。IP電話と近未来通信、ミソとクソを混同しないで欲しい。Religion(宗教)の語源はラテン語の「つながる」から来ている。世俗にまみれ失われてしまった「つながり」を再生するのが本来の宗教であり、その第一歩として「今、ここに在る」事に感謝し、感謝する事によって多くのつながりに「気付く」はずだ。そのつながりに気付く事こそ「宗教心」の芽生えである。私は残念ながら特定の宗教を信仰するには至っていないが、宗教心を強く持ち続けようと努力し、宗教を深く信じている。

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by beautiful_japan | 2006-12-31 23:54 | 宗教 vs グローバル化