「森林の持つ様々な機能に対する理解を深め生かしていくことが極めて大切なことと思います」と天皇陛下
2007年 06月 24日
第58回全国植樹祭が24日、北海道苫小牧市の「つた森山林」隣接地を会場に、天皇、皇后両陛下も出席されて開かれた。天皇陛下は式典のあいさつで、森から川へ流れる養分が海を豊かにすることが認識されて林業、水産業関係者が協力し川の上流に植樹をするようになったことに触れ「森林はさまざまな機能を有しており、人々がそれらの機能に対する理解を深め、生かしていくことが極めて大切なことと思います」と述べられた。
「将来ここを訪れる人々が、様々な木に触れ、木のことを学び、色とりどりの木々の美しさを楽しむことを期待しています」とあいさつ。緑化功労者らの表彰の後、陛下がアカエゾマツ、皇后さまがエゾヤマザクラなどそれぞれ3種ずつの苗木を植え、両陛下でハマナスなどの種子をまく。
■「トトロの森」(淵の森) 市が購入へ
東京・東村山市と埼玉県所沢市にまたがる「淵の森」と呼ばれる雑木林は、広さが7000平方メートルあり、所沢市に住む宮崎監督がたびたび訪れ、代表作「となりのトトロ」の構想を練った場所の1つです。このうち4500平方メートルは、すでに双方の市が購入して保全を進めていますが、残る民間の雑木林のうち東村山市側にある、およそ1500平方メートルの土地に住宅建設の計画が持ち上がっています。
このため宮崎監督や地元の市民グループが東村山市に対してこの土地も購入するよう求めていましたが、市は21日、今後土地を購入して宅地開発から守っていくことを決めました。購入には宮崎監督や全国の支援者から集められたおよそ2000万円に達する見込みの寄付金をあて、残りの費用は市が負担する方針です。市は今後、土地の調査や所有者との交渉を行って早急に購入したいとしています。購入を要請した市民グループは「市民を初めとする大勢の人たちの緑に対する思いが実を結び、たいへんうれしい」と話しています。
■見えないものを見ようと努力する
「現代の人間には、二つのタイプがある。見えるものしか見ようとしないタイプが半分。この人たちは計量化できる要因をコンピューターにインプットして、その資料からいろいろな判断をしていく。経済効果を求めたり、一面的な対応をするには非常に高率がよく、モダンに見えるかもしれない。
しかし、案外長もちしないぞ。もう一つのタイプは、見えないものを見ようと努力するタイプだ。実は現代の科学技術で計量化でき、見通せるものはまだまだ少ない。むしろ我々はコンピューターにインプットできない見えないものを見る努力をこそするべきだ。それが、生物の、そして人間の最後に残された英知ではないか。君は見えないものを見る努力をするタイプとおれはにらんでいる」
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