絶望は愚者の選択


by beautiful_japan
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乱用的買収者が会社を運営ないし支配することは企業価値を損ない株主共同の利益を害することにつながる

■東京高裁の決定理由要旨 買収防衛策認める 
ブルドックソースの新株予約権発行差し止め申請の即時抗告を棄却した東京高裁の決定理由要旨は次の通り。

【株主平等原則に違反するか】  
会社法に株主を平等に扱わなければならないという記述はあるが、合理的な理由があれば原則に反するものではない。本件新株予約権は、買収防衛策として導入されたもので、スティール・パートナーズに過度な財産的損害を与えないように配慮もされており、違法ということはできない。

【乱用的買収者か】  
会社経営に参加する意思がないのに、株価を上昇させて株式を高値で引き取らせる目的の乱用的買収者が会社を運営ないし支配することは、企業価値を損ない、株主共同の利益を害することにつながる。乱用的買収者が差別的な取り扱いを受けてもやむを得ない。企業価値を確保、向上させる買収防衛策の導入は、必要性、相当性が認められれば適法といえる。

スティール・パートナーズは、投資ファンドという組織の性格上、顧客利益を最優先にして行動する法人である。買収対象企業にさまざまな策をろうして短中期的に株式を転売することで売却益を獲得しようとし、最終的には資産処分まで視野に入れて、自らの利益を追求しているといわざるを得ない。

本件公開買い付けは、企業価値、ひいては株主共同の利益を損なうもので、スティール・パートナーズは乱用的買収者と認めるのが相当である。

【スティール以外の株主に不利益を与えるか】  
新株予約権が発行されると、株価が4分の1に下落することが予想されるなど、スティール・パートナーズ以外の株主が一定期間、資本の回収が制限されることも予想される。しかし新株予約権は株主総会で88.7%の同意で可決されたもので、不測の不利益を与えるということはできない。

【結論】  
スティール・パートナーズの申し立ては、保全されるべき権利がないので、本件抗告は理由がなく棄却する。

■振り返って馬鹿なことをしていたという時期が近い
バンクオブアメリカのケネス・ルイス最高経営責任者は、今回のブラックストーングループの株式公開で浮かれている米国金融市場を見て表題のような発言をしたと伝えられています。ファンドバブルの象徴として今回のブラックストーングループの上場が後世に伝えられることになるかも知れません・・・。

この買収ファンドの資金ですが、金融機関からの借り入れもありますが、ジャンク債を発行して資金調達を行ってきている事例も多く、今このジャンク債の発行が制限されつつあり、これが広がっていけば今年中にニューヨークダウは20%以上下落するとも言われています。すでに買収ファンドは現金化を急いでいる事例も出てきており、今、日本で席巻していますスティールパートナーズ社もその例外ではありません。今後、一気に“けり”をつけることになるでしょうがその結末は・・・。

■KKRがIPO登録申請、NYSE上場目指す
プライベートエクイティ業界の重鎮である米コールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)が3日、新規株式公開(IPO)の登録申請書を証券取引委員会(SEC)に提出した。「KKR」のティッカーシンボルでニューヨーク証券取引所(NYSE)上場を目指す。

■ブラックストーンの上場目的 
既存事業および新事業に使える「永久資本」の獲得

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■「資本」を「負債」で買い長期的な視点を持たないファンドは「投機家」であり「健全な投資家」ではない(read

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by beautiful_japan | 2007-07-09 23:54 | 宗教 vs グローバル化