絶望は愚者の選択


by beautiful_japan
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「終り」の「始まり」の日は遅かれ早かれやって来る

■ブームが終わり、嵐がやって来る 
だが、実は風向きが変わり、プライベートエクイティの攻撃エンジンを回転させるためのデット(融資や社債発行による借り入れ)をかき集めるのが難しくなり始めている——あくまで、なり始めたばかり——可能性もある。今月ではないだろうし、年内でもないかもしれないが、遅かれ早かれ、プライベートエクイティのブームは終わる。

その可能性は、プライベートエクイティファンドの批判勢力を喜ばせるだろう。プ ライベートエクイティファンドは様々な非道を非難されている。企業の資産をはぎ取り、手早くもうけるために売り飛ばす。投資家の利益を搾り取るために、企業に危険なほどの債務を負わせる。投資先企業の従業員や納入業者にほとんど関心を払わな い。プライベートエクイティの貪欲なパートナーたちは、ほかの人が払わねばならない税金を免れる。

市場の情勢が変われば、批判は一段と増すばかりだ。想像してみてほしい。ファンドが利益を上げなくなったのに、パートナーたちは過去の実績に基づいて高額の報酬を得ている。ファンド傘下の会社がデフォルト(債務不履行)に陥り、保険会社や年金基金が損失を抱え込まされる。無茶なコスト削減や倒産のせいで従業員が路上に放り出される——。そうなれば、どれほど嘲笑されることか。

■売り浴びせた翌日に誰も買わなくなる日 
企業収益の増大の多くの部分は投機的なヘッジファンドによってもたらされたもので、低い借り入れコスト、LBO(相手先の資産を担保にした借り入れによる買収)、海外利益の本国送還、その他の流動性に関連の行動で焚きつけられたもので、さほど長続きしないものだ。こうした短期的な力が消える、もしくはそうしたことが間近に起こるという兆候が表れれば、深刻な下落が起こり得る。

多くの市場参加者は、さして毒にも薬にもならない情報でも、ごく短時間で反応して買い手から売り手へと転じる。仮に経済に重大な影響を及ぼす事態が起きたとしたなら、大多数の買い手は前の月にしたのと同じように、売り手に転じるだろう。しかし、もはや翌日に売ったものを買い戻す買い手は現れないだろうが。

■シナリオどおりの動き続けば将来利上げ間違いないと確信 
12日の日銀金融政策決定会合で賛成多数による金融政策の現状維持が決定されたものの、展望リポート中間評価で経済・物価情勢がシナリオ通りに推移しているとの判断を示し、利上げに向けて日銀が布石を打ってきたことをうかがわせた

8月の決定会合では参院選挙後の市場動向や、不安が残る生産や物価動向に関する追加データを検討。4─6月期国内総生産(GDP)が低めに出る可能性も念頭に置きながら、景気下振れのリスクがないか点検する見通し。福井俊彦総裁は記者会見で、このままの動きが続けば利上げに確信が持てるとの姿勢を示しており、8月に利上げが決定される可能性は高まりつつある。


■乱用的買収者が会社を運営ないし支配することは企業価値を損ない株主共同の利益を害することにつながる(read
■「資本」を「負債」で買い長期的な視点を持たないファンドは「投機家」であり「健全な投資家」ではない(read

■米下院、外国企業の投資監視法案を可決 
米下院本会議は11日、外国資本による企業買収への監視を強める改正法案を可決した。ブッシュ大統領の署名を経て実施される。財務など関連省庁でつくる対米外国投資委員会(CFIUS)の機能を強める。法改正は日米経済摩擦を背景に88年に導入された「エクソン・フロリオ条項」が対象。外国企業による対米直接投資の審査・調査を徹底。経済安全保障の観点から国家情報長官の関与を強め、財務省に担当次官補を設けて、議会への報告も義務づけた。

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by beautiful_japan | 2007-07-12 23:54 | 宗教 vs グローバル化