絶望は愚者の選択


by beautiful_japan
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■資本主義の浸透による時間の分節化■

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■福岡伸一:時間の軸をどうとるかという問題に絡んで「時間の分節化」が起きています。「死」を決めるのは①心停止②呼吸停止③瞳孔拡散の3徴候だが、今は脳死判断で3徴候以前に死んだとされるケースもある。これとは対照的に「人はいつ生まれるか」という問題もあります。生物学者は最近「脳死が人の死なら、脳の機能が始まるときが人間の始まりと考えられる」という新しい概念を導入しようとしています。つまり受精してからかなり後になって「人間」になるという考え方です。脳死の議論が臓器の利用を可能にしたように「脳始」の議論は、受精卵が分裂してできた細胞の塊(初期胚)の操作を可能にする。科学技術の先端化に伴って人間が延命できるのではなく、逆に人間の時間を両側から縮める分節化が起きている。こうした動きをどう考えますか。

■柄谷行人:資本主義の浸透がついにここまで及んだということだ。現実に、臓器が商品として売買されている。この現実に合わせて、人間の死をどこで認定するかという医学的判断や法律規定がなされている。しかし、そのようなものによって、人間の死や生命を判断することはできないでしょう。(read

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by beautiful_japan | 2008-04-07 23:54 | 宗教 vs グローバル化