■利権を求める富裕層の動きを公益にすり替えるエコエゴ詐偽で原発ビジネスと排出権バブル創出の欺瞞■
2008年 07月 09日
ソ連と米国が激しく対立した冷戦時代は、核兵器の開発競争、つまり米国とソ連がロスチャイルドから核物質を「購入競争」する時代であった。ソ連の崩壊で核の大量販売時代が終わったのだ。マックスウェルの死は、そのクロージングベルであった。その後は原発ではなく、石油屋ブッシュ親子2代による米国一極支配の時代が、長らく続いた。その間、ロスチャイルドは密かに原発・核兵器大量販売を目算に入れ、中国市場を支配下に置き、次世代の準備を行って来た。そしてサブプライム問題でネオコン系のリーマン・ブラザース等の経営がガタガタになると同時に、中国の原発・核兵器市場を独占支配下に置いたロスチャイルド=ゴールドマンサックスが、アジア金融の覇者として名乗りを上げた。相変わらずロスチャイルドは表には出ず、マックスウェルに代わって、ロスチャイルド=ゴールドマンサックスの「部下」として姿を現したのがジェイ・ロックフェラーであった。
対するロックフェラー家は全米の株主や民間研究機関との連携を進めている。化石燃料に頼るエネルギー構造の悪弊を立証し、エクソン株を持つ者同士で結束しよう。その呼びかけに多くの個人投資家だけでなく、堅実な投資機関なども集まり始めた。5月のエクソン社の株主総会では、一族の主張に出席者の4割もの賛成票が投じられた。「『地球を守れ』では人は動かせないが、『株主の利益を守れ』と訴えれば動員力を生む。実利を求める大衆の動きを公益に役立てる仕掛けが今の世界を変えるカギ」。厚い眼鏡の奥で目を細めながらグッドウイン氏は語った。
世界銀行のエコノミストだったニコラス・スターン卿が、今度、排出権の格付け会社をつくった。つまり、スターン卿もゴアと一緒で、温暖化ビジネスをやりたかったんだなと。スターン卿を褒めちぎっていたナイーブな環境派の皆さん、お疲れ様でした。格付け会社のうさんくささはサブプライム問題やモノライン危機で世間に知れ渡っているわけで、このスターン卿も格付け会社を使って、排出権のバブルを演出するんだろう。値段の付かないものに値段を付けると、それはタダの想定価格ということになる。そうやって、市場価格が何となく決まっていく。
それと軽水炉の圧力容器を作製できるのはJSW室蘭だけらしいです。職人芸ニッポン!
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by beautiful_japan
| 2008-07-09 23:54
| 環境負荷 淘汰圧増大