絶望は愚者の選択


by beautiful_japan
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30

■人間が時間を節約すればするほど■

a0085558_2340354.jpg
■Electric Deer Moon(Service・Activate・Board)week 9 Inner Time
a0085558_2341522.jpg
■鈍い光も光である事に変わりはない
私はガンジス河で一日中歌いながら魚をとっている漁師に会ったことがある。私が乗っていた船の船頭は、あれは神に憑かれた人ですと、畏敬の念をこめて私に教えてくれた。その男は市場の値段の変動にはなんの影響もうけない。なぜならその男は、世界の君主たちももっていないような、魂の無限の価値を見い出しているからである。歴史上には今なお永遠の価値を認められている人たちもいる。しかしそう認められていることだけが、その人の価値の証拠であるわけではない。なぜなら不滅性というものはその外面的な現れにあるのではないからであり、暗い光もわれわれには見えないがやはり光なのである。みずからの生活によって魂の自由の叙事詩を歌いながら、しかも歴史の上ではまったくしられていない人も、けっして数少ないことではない。私がそう考えると、あの漁師の姿が心に浮かんでくるのである。
a0085558_23432626.jpg
■マターリ流れる時間
尾道の町と向島との間の海峡が見え隠れする家並みの方々には、まるで東南アジア人のように色の黒い人々がのんびり立ったり座ったりしていた。その光景は今の時代から眺めるなら、あまりにも悠長な「なまけものの世界」のように見える。しかし思うに今私たちが暮している二十一世紀の時間に追われるような世界の方が異常で、人間の暮しの標準時間というものはむしろ過去にあったのではないか。消費行動が少なく、したがって生産性も低い世の中では、衣食住足りれば人は遊んでいるかのような悠長な時間の中に身をおくことができたのである
a0085558_23443095.jpg
■時間を節約しよう!
毎日、毎日、ラジオもテレビも新聞も、時間のかからない新しい文明の利器のよさを強調し、ほめたたえました。こういう文明の利器こそ、人間が将来「ほんとうの生活」ができるようになるための時間のゆとりを生んでくれる、というのです。ビルの壁面にも、広告塔にも、ありとあらゆるバラ色の未来を描いたポスターがはりつけられました。絵の下には、つぎのような電光文字がかがやいていました。時間節約こそ幸福の道!あるいは時間を節約してこそ未来がある!あるいはきみの生活をゆたかにするために──時間を節約しよう!けれども、現実はこれとはまるっきりちがいました
[PR]
by beautiful_japan | 2008-09-20 00:00 | 宗教 vs グローバル化