絶望は愚者の選択


by beautiful_japan
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■be here nowわしは今日死ぬるmemento mori■

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■わしは今日死ぬる
自然農法家の福岡正信氏は「大病して、人知や人為は一切が無用と20代で思い至った」と記事にある。そして、95歳の最期の場面に僕は感動する。 「昨年末に入院するまで、不自由な体で田をはいまわり、観察を続けた。8月6日、往診の医師に「もう何もせんでいい」と点滴をやめるよう伝え、14日「わしは今日死ぬる」と家族に告げ、16日朝、すり下ろした桃を3口すすってまもなく亡くなった・・・。」

自分の意思で死の時を選択できる。それは素晴らしいことと僕は思う。死ぬ間際、好きなビールを飲んで息を引き取ったとかいう話はときどき聞くが、すり下ろした桃というのは、いかにも自然農法家らしい。そして僕はもうひとつ「死ぬる」という言葉に胸を打たれる。望郷の念がチラッとよみがえる。わが故郷では、帰るは「いぬる」、死ぬは「死ぬる」という。たぶん四国、中国地方ではみなそう言うのだと思うが、福岡氏の言葉から、
死ぬというより死ぬるのほうが、より死ぬ実体に近いような気がしてきたのが不思議であった

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■安倍自民党が選挙で惨敗したのを見届けて小田実氏が亡くなったように、筑紫哲也氏もオバマの勝利を見届けてガンとの戦いを放棄したように見える。全身に転移した末期癌と戦うのはただひたすら苦痛と対峙する不毛な争いだからこそ何か切っ掛けがあると緊張の糸が切れて死を受容するんだと思う。それにしても天寿を全うするのは狭き門だ「死は病ではない」と言うけど、ほとんどの人が病気で死ぬ
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by beautiful_japan | 2008-11-09 23:54 | 宗教 vs グローバル化