絶望は愚者の選択


by beautiful_japan
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カテゴリ:宗教 vs グローバル化( 112 )

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格差社会を憂い弱者の痛みや苦しみに理解を示し、常日頃から暴力による紛争解決に反対し憲法九条を守ろうと主張する「きっこの日記」「世に倦む日々」「天木直人のブログ」の御三方が、こぞって光市母子殺害事件の死刑判決に鬼の首でも捕ったかのようなエントリーを書いていた。世襲政治家、エリ−ト官僚、守銭奴経営者が「庶民の困窮」を理解しないように、良い親御さんに恵まれたアルファブロガーの方々も「親による虐待被害者の内面の歪み」は想像の範囲外なのだろう。経済的な貧困は数値化出来るので理解しやすいが、数値化不能な情緒的な貧困は理解し難いものなのかもしれない

たとえ18才が法的に大人だとしても、それまでの18年間まともな愛情を受けずに父親に虐待され続けていたら「まともな大人」に育つ機会はない。しかも残された唯一の拠り所である母親は自殺してしまう程に不安定な精神状態だったのだ。母親の自殺の一端に伴侶として父親の影響力が皆無だったとも思えない。無力な子供は本来「無条件で親を愛したい」はずだ。暖かい愛情を注がれて育った子供は当り前のように「親を尊敬」してますと宣う。しかし悲しいかな虐待被害者にとって「親は憎悪や恐怖の対象」でしかない。幸せな家庭に生まれ育った人には至極当り前の事なんだろうが、親の自分に対する無条件な愛情と両親の間で交わされる夫婦愛を肌で感じて始めて人は尊厳や愛の意味を体得する。

家庭内における原初の人間関係が破綻しているのに他者との間に正常な関係を築けるはずがない。そして幼少期の暴力的な刷り込みの苦痛は脱出口を求めて必ず復讐として外在化する。「子は親の鏡」だから何時の間にか最も憎んでいたはずの父親と同じ行動をとって被害者が加害者に転身する事になる。アルファブロガー御三方の充実した人生の基盤に親御さんの「愛情」の記憶があるように、光市「母子」殺害事件死刑囚の意識の核には「苦痛」の外傷があるはずだ。私は死刑を人間精神の深遠さを無視した短絡的で粗雑な刑罰と評価しているが、百歩譲って死刑に価する更正不能な極悪非道な犯罪者がいるとしても彼は違う、幼過ぎる。

それと全く同じように本村洋氏もまだ若い。死刑判決が下って応報感情が満たされた余裕からだろうか?「両手放しに死刑は必要だとか、間違っていないとは言えない」と今回の会見では以前とは明らかにトーンが変わって客観性が垣間見える。この9年の歳月の中で心境が多少変化したのかもしれない。何れにしろ「人間は成長し変わり行く者」なのだ。本村氏が述べたように「少なくともいったんは犯行事実を認めて謝罪して反省したのに翻したのが悔しい。最後まで事実を認め、誠心誠意、反省の弁を述べて欲しかった。そうすれば、もしかしたら死刑は回避されたかもしれない」のだとすれば、親の愛に恵まれず犯罪を犯した「彼」は土壇場で弁護士にも恵まれずに自己と向き合う機会も与えられずに「死刑囚」にされてしまった「被害者」でもある。この判決を手放しで支持する連中は「弱者は自己責任で勝手に死ねば?」と言い切る新自由主義者と何ら変わらない事に気がつくべきだ。(next

■LOG 1234          

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by beautiful_japan | 2008-05-03 23:54 | 宗教 vs グローバル化

■Free Tibet・Free Iraq■

Week38 The People Triumph                 Extream Torch Relay

輪廻・涅槃における平和と幸福への、あらゆる願いの宝蔵にして願いを意のままに叶えることができる、宝石の如き仏陀の教えの光明を輝かせよう。そして、仏教と衆生の持宝たる大地を育み、守護する御法神よ、汝の徳の高い偉業の大海が広がり金剛のように固く、慈悲をもって全てのものをお守りください。百の歓喜を備えた天授の法が、我々の頭上に留まり 四徳の力が増大し、チベットの三区全土が、幸福で円満な時代で満たされ、政教が盛行しますように。仏陀の教えが十方に広がることによって、世界中の全ての人々が平安を享受できますように。そして、チベットの仏教と衆生の吉兆なる陽光と十万に広がる吉兆なる光明の輝きが邪悪な暗闇との戦いに勝利しますように。(read

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by beautiful_japan | 2008-04-11 00:00 | 宗教 vs グローバル化
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■福岡伸一:時間の軸をどうとるかという問題に絡んで「時間の分節化」が起きています。「死」を決めるのは①心停止②呼吸停止③瞳孔拡散の3徴候だが、今は脳死判断で3徴候以前に死んだとされるケースもある。これとは対照的に「人はいつ生まれるか」という問題もあります。生物学者は最近「脳死が人の死なら、脳の機能が始まるときが人間の始まりと考えられる」という新しい概念を導入しようとしています。つまり受精してからかなり後になって「人間」になるという考え方です。脳死の議論が臓器の利用を可能にしたように「脳始」の議論は、受精卵が分裂してできた細胞の塊(初期胚)の操作を可能にする。科学技術の先端化に伴って人間が延命できるのではなく、逆に人間の時間を両側から縮める分節化が起きている。こうした動きをどう考えますか。

■柄谷行人:資本主義の浸透がついにここまで及んだということだ。現実に、臓器が商品として売買されている。この現実に合わせて、人間の死をどこで認定するかという医学的判断や法律規定がなされている。しかし、そのようなものによって、人間の死や生命を判断することはできないでしょう。(read

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by beautiful_japan | 2008-04-07 23:54 | 宗教 vs グローバル化
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■Planetary Dog Moon(Manifestation・Perfect・Produce)Week37 Ocean of Presence

■二元論思想の種子は、デカルトの有名な格言「我思う、故に我あり(私は考える、故に私は存在する)」に見出すことができる。しかし私は、インドで良く知られているが西洋ではあまり知られていないサンスクリットの格言「ソ−ハム(彼は我なり)」を「君あり
、故に我あり
(あなた方が存在する、故に私は存在する)」と翻訳する。

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by beautiful_japan | 2008-04-04 00:00 | 宗教 vs グローバル化
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■悪性腫瘍(がん)の特徴に以下の3つがあげられています
自律性増殖(マネー経済):がん細胞はヒトの正常な新陳代謝の都合を考えず、自律的に勝手に増殖を続け、止まることがない。
浸潤と転移(グローバル化):周囲にしみ出るように広がる(浸潤)とともに、体のあちこちに飛び火(転移)し、次から次へと新しいがん組織をつくってしまう。
悪液質(新自由主義):がん組織は、他の正常組織が摂取しようとする栄養をどんどん取ってしまい、体が衰弱する。

良性の腫瘍は上記の「自律性増殖」をしますが、「浸潤と転移」「悪液質」を起こすことはありません。増殖のスピードも、悪性腫瘍に比べるとゆっくりしています。臨床的には圧迫症状を来すことはありますが、外科的に完全切除すれば再発することはありません。

■善が悪に勝てないこともない。       Zero dB - Anything's Possibleyoutube
ただ、そのためには天使がマフィアなみに組織化される必要がある。 (Kurt Vonnegut

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by beautiful_japan | 2008-03-29 23:54 | 宗教 vs グローバル化

■Universe Tree■

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Week36 Unity of the People                  Mark Antoine - Unity
■ここでわたしが指摘したいと考えていることのすべては、全体がそれぞれの意味ある断片のうちに存在するということは「分担の法則」(レヴィ・プリュ−ルによって理解されたような)が妥当するのではなく、それぞれの意味ある断片が全体を再生するゆえである、ということである。樹木は樹木たることを続ける限り神聖となるのは、それがあらわすところの力のゆえである。だから樹木が宇宙木となるのは、それはそれがあらわすところのものが宇宙があらわすところのものを完全に再生しているゆえである。聖樹は象徴的なものとなるために、その具体的な自然の性質を失う必要はない。シンボルが具体的形態から分離し、抽象的要素となる以前に、実に多くの精神的段階を通過しなければならない。

すでに見てきたように、木や草は一般につねに無尽蔵の生命を体現している。それは、原始的オントロジーにおいては、絶対実在に、とくに「聖」に符合する。宇宙は木によって象徴され、神は樹木の形をとってあらわされる。豊饒、富、幸運、健康、さらにずっと高いレヴェルでは不死、もしくは永遠の若さ、は薬草とか樹木に集中されている。人類もしくは種族は、植物種に由来する。人間の生命はその終りを全うする以前、何かの陰謀によって短く断ち切られたとき、植物の形の陰に避難する。

要するにすべて存在するもの、すべて生きているもの、創造力あるもの、絶えざる再生の状態にあるものは、みずから植物のシンボルとしてあらわれる。宇宙が木としてえがかれるのは、一つものの如くに季節的に再生するからである。春はすべての生命の復活であり、従って人間生命も復活する。この宇宙行為のなかに、すべての創造力はその最初のたくましさをとり戻すのである。生命は全体的に再構成される。万物は新鮮さに帰る。要するに宇宙創造の原初の行為(わざ)がくり返されるのだ。なぜなら、どの再生も新生であり、初めのときにあたって一つの形態が絶えず再生されるべきものとしてあらわれた、その神話的モメントに帰ることだからである。(read)       ■Happy Tree Friends

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by beautiful_japan | 2008-03-28 00:00 | 宗教 vs グローバル化
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Week35 Heart's Discipline          Julee Cruise - The World Spins (lyric)
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by beautiful_japan | 2008-03-21 00:00 | 宗教 vs グローバル化

■偶然と必然■

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asato ma sad-gamaya tamaso ma jyotir-gamayaで砂曼荼羅とマンダラの理論と実践うpした日にチベットであの騒ぎ。他にも「理論への納得」と「実践の反復」とか。そんな日和。
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by beautiful_japan | 2008-03-15 03:15 | 宗教 vs グローバル化
■しかし、この事実こそがモラルハザードの存在論的陥穽なのである
「自分のような人間」がこの世に存在しないことから利益を得ている人は、いずれ「自分のような人間」がこの世からひとりもいなくなることを願うようになるからである。その願いはやがて「彼自身の消滅を求める呪い」となって彼自身に返ってくるであろう。

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何度も申し上げていることであるが、もう一度言う。 道徳律というのはわかりやすいものである。それは世の中が「自分のような人間」ばかりであっても、愉快に暮らしていけるような人間になるということに尽くされる。それが自分に祝福を贈るということである。

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世の中が「自分のような人間」ばかりであったらたいへん住みにくくなるというタイプの人間は自分自身に呪いをかけているのである。この世にはさまざまな種類の呪いがあるけれど、自分で自分にかけた呪いは誰にも解除することができない。そのことを私たちは忘れがちなので、ここに大書するのである

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写真は当然本日撮影
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by beautiful_japan | 2008-01-19 19:19 | 宗教 vs グローバル化

■パリダカ、今年は中止 モーリタニアの治安問題で
リスボン──過酷な自動車レースとして知られるダカールラリー(通称パリダカ)が、モーリタニアで治安上の危険があることから、開幕前日の4日に中止された。モーリタニアでは昨年12月24日、フランス人4人が殺害される事件が発生。フランス外務省は事件を受けて、モーリタニアへの渡航自粛勧告を出した。大会主催者アモリー・スポーツ・オーガニゼーション(ASO)は自粛勧告のほか、テロ集団からラリーに対する「直接的な脅迫」があったことを踏まえ、中止を決めた。 パリダカの中止は30年の大会史上初めて。来年以降の開催が疑問視される可能性も高い。

■ダカール・ラリー
フランスなど欧米を中心とした選手とメーカーが、かつて植民地として支配していたアフリカ諸国で行っている競技だけに、植民地主義的だとする批判が根強く存在する(テロの標的にされる理由の一つ)。アフリカの一般住民の住む地域を競技車両が猛スピードで駆け抜け、住民と競技車の事故も発生しており、批判されるのもやむを得ないとする見方も多い。

■何年か前に篠塚建次郎が「レースなのに居住区で徐行するのはおかしい」と言ってたのを苦々しい思いで聞いた記憶がある。いい意味で金持ちの道楽だったパリダカもすっかり商業化されてロマンとは程遠いモノに様変わり。それでも1/4マイルを競うアメリカ人好みの「ドラッグ」レ−スに比べれば、フランス人気質の「耐久」レース、パリダカ・ルマン・ツールドフランスはまだマシかも。自転車の方のツールドフランスはいい(・∀・)

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■雨の森 生きた橋
標高2千メートルにある緑の丘陵、インド北東のメガラヤ州に、1年の降水量が2万6461ミリの世界記録を持つ町にチュラプンジがある。この渓谷に、インドゴムの木の根でできた巨大な橋がかかっていた=写真、加藤丈朗撮影。雨期に増水する川を安全に渡ることができる。森の住人たちが何百年も前から大切に使ってきた橋だった。

渓流の岸辺にあるインドゴムの巨木から、何千本もの太い根を対岸に導くように伸ばしていき、つり橋のようにした「生きた橋」だ。木の根の成長は早く、10〜15年で、できあがるそうだ。メガラヤはサンンスクリット語で「雲のすみか」という意味。下流域のベンガル湾から湿った空気が吹き上がり、ここで大きな雲を作り、大雨を降らす。

世界一の記録は、1860年8月〜61年7月の1年間に観測したときのもの。年間平均降水量は約1万2千ミリで、その大半が6〜9月の雨期に集中する。ここ数十年、雨の激しい年と少ない差が目立ち始めている。(中山由実)

■砂漠化とは
近年、砂漠化(desertification)問題が世界の注目を集めているが、そのきっかけとなったのはアフリカ北部で起こった長期の干ばつと、これに伴う飢餓である。UNEP砂漠化を「主として不適切な人間活動に起因する乾燥、半乾燥ならびに乾性半湿潤地帯における土地の荒廃現象である」と定義している

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by beautiful_japan | 2008-01-06 12:34 | 宗教 vs グローバル化