三角合併始まったな
2007年 05月 01日
三角合併制度が1日解禁される。合併対価を、存続会社の親会社の株式で支払える仕組みで、巨大な時価総額の外国企業が日本企業を買いやすくなるともされる。業種を問わず国境を越えて企業再編が加速するなか、解禁は「日本買い」の脅威になるのか、経済活性化の好機になるのか。資本市場の国際化に日本企業が本格的に向き合う時代が始まった。
ただ、実際に三角合併が相次ぐのか不透明な要素もある。日本の株主に外国企業の株式をどう受け渡すかなど手続きの問題のほか、外国企業にとっても、日本の株主に合併対価で手にした自社株を売り払われれば、株価が下がる不安があるからだ。大和総研の横山淳氏は「実務的な課題が多く、使い勝手は必ずしもよくない」と指摘する。 (read)
by beautiful_japan
| 2007-05-01 23:54
| 私利私欲で国を売る