「頭悪くて使えないんだから生活保護以下の賃金で働けるだけで有難いと思え。首にするぞ」と規制改革会議
2007年 05月 21日
政府の規制改革会議(議長・草刈隆郎日本郵船会長)は21日、労働市場改革についての意見書を発表した。安倍首相が意欲を示している最低賃金引き上げについて「不用意に引き上げることは、その賃金に見合う生産性を発揮できない労働者の失業をもたらす」などと指摘し、慎重な検討を求めた。
意見書はこのほか、事業主が金銭を支払えば解雇できる「解雇の金銭解決」の試験的導入など、労働法制の大幅な規制緩和を提言した。同会議が今月末にまとめる第1次答申に、会議側の見解として盛り込まれる。
ワーキングプア(働く貧困層)対策として議論されている最低賃金の引き上げについては「生活をかえって困窮させることにつながる」と指摘。21日に記者会見した同会議の福井秀夫委員(政策研究大学院大教授)は「平均的に生産性が向上しても、平均より生産性が劣る労働者が個別に出るのは避けられない。そういう副作用も踏まえたうえで政策判断すべきだ」と語った。(read)
by beautiful_japan
| 2007-05-21 23:54
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