■地域猫エサやり婆の異常な愛情または私は如何にしてエサやりを止めて野良猫を愛するようになったか■
2007年 10月 16日
■環境省の告示によると「2.ねこの所有者等は、疾病の感染防止、不慮の事故防止等ねこの健康と安全の保持の観点から、屋内飼養に努めるものとし、屋内飼養以外の方法により飼養する場合にあっては、屋外での疾病の感染、不慮の事故防止等ねこの健康と安全の保持に十分な配慮を行うこと」これを根拠にネコの外飼いを親のカタキみたいに必死で叩く連中がいるけど、切り売りされた新興住宅地の狭さと了見の狭さは比例するんだろうか?昔ながらの住宅地はお屋敷町でも下町長家でもネコはのんびり暮してる印象がある。ネコがウロウロしてる町は貧富の差を問わず住んでる人達の心に血が通ってるって事でしょ?枯れ葉がウザイから木を切れとか、公園で遊ぶ子供の声が「騒音」になるとか基地外プロ市民大杉。
■近くの自然が豊かな公園にノラネコ達が住み着いてて、あちこちにグループがあってかなりの数のネコが生息してる。御他聞に漏れずカリカリを与えにお姉さんやオバサンやお婆さんが入れ替わり立ち替わりやって来る場所が数カ所ある。エサやり場近辺のネコは人を見ても逃げないけど、エサやりの人達が足を踏み入れない奥地?のネコは人を寄せつけない。だから人通りの多い所に出没するネコ以外にも色々いて、姿を見せないネコ達の縄張りには襲われたハトの羽毛が散らばってたりする。奥地ネコは子猫でも近づくと一人前に威嚇して来る野性味があって思わずニヤリとさせられる。そんな子猫にエサをやって懐柔させたいと言う誘惑は断ち切る!
■エサやり場のネコは太り気味で緊張感もなくベンチの周辺で一日中マッタリ暮している。でもそこは子猫はモチロン若いネコが一匹もいない超高齢化社会なのだ。人間界とは逆に緑の濃い過疎地では子宝に恵まれ、人通りの多い繁華街は姥捨山になってる。昔は毎年そこここで子猫を見かけたのに、このままだと時間の問題で表通りのネコは完全に絶滅するだろう。「ネコがかわいそうだからエサをあげてるの」とオバサン連中は口を揃えておっしゃるが、あんたらのやってる事は単に自らのエゴを満たす虐待だよ!エサやり過ぎて栄養が行き渡り子猫が沢山産まれるから去勢する。エサやりして人慣れするからネコを直接的な暴力で虐待する精神異常者に無防備になる。毎年見られたカワイイ子猫の戯れる姿は消えて養老院の最後の一匹が死んだらもう表通りでネコは見られない。
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■ローマでは遺跡に住みついたノラ猫も文化遺産として認定保護!