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絶望は愚者の選択


by beautiful_japan
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■私の「私」は神であり、私の神そのも以外にはいかなる「私」も私は認めない■

■私の「私」は神であり、私の神そのも以外にはいかなる「私」も私は認めない■_a0085558_22131559.jpg

そう言えば糞爺の嫌がらせで更新出来なかった去年の8月のエントリーに思いっきり下ネタ絡みのヘドウィグネタがあったの思い出した。当時のキャラ設定とは違うんで劣情を刺激するエロい部分は省いて結論だけ簡単に。「神との融合のエクスタシー(手打ち麺+じっくり煮込んだ汁)>>永遠に超えられない壁>>男女和合のエクスタシー(カップ麺)」それにしてもギリシャ神話の神々って全然神じゃないし単に傲慢な権力者だし。汎神論は納得だけど多神教の神は神じゃない、神は唯一無二、至高の存在、存在の基底だけ。

■私の「私」は神であり、私の神そのも以外にはいかなる「私」も私は認めない■_a0085558_22133849.gif
万物の内にひたすら「一」を視よ。「二」が人の道を誤らせる。      (Kabir

■私の「私」は神であり、私の神そのも以外にはいかなる「私」も私は認めない■_a0085558_22192960.jpg

■たとえば、インド・ヨーロッパ語系の諸言語では、ダームステターの指摘するように、「二」を意味する語根が「悪いこと」という含意を有しているのはまことに意味深長である。ギリシア語の接頭字dys-(例えばdyspepsiaは「消化」の意)やラテン語のdis-
dishonorableは「名誉」)は共に「二」を意味するduoから来ており、それと同語源のbis-はbevue(文字通りには「二視」を意味する「しくじり」)のような近代フランス語の単語に悪い意味を与えており、「人の道を誤らせる二」というあの考えの痕跡は、dubious(疑わしい)や「疑い」を意味するdoubtやZweifelにも見られる。疑う(doubt)とはすなわち、「二心を抱く」(double-minded)のことなのだ。『天路歴程』の作者パニヤンは同書の中に「両面氏」(Mr.Facing-both-ways--「両方向に向いている男の意」)を登場させたし、現代アメリカの俗語にもtwo-timers(裏切り者・不貞を働く人)という表現がある。無意識に漠然とではあるが、私たちの言葉は神秘家たちの直観を裏付け、分裂(division)していることは本質的に悪であることを闡明しているのだ。ついでだが、このdivisionという言葉には、私たちの昔ながらの敵である「二」がまたもやぬっと顔を出している。ここで触れておいてもよかろうが、政治面での国家統一や世界統一という「統一
」信仰は、個人面、精神面での「統一」を説く真性な宗教の偶像崇拝的代用物でしかない

more)           Hedwig And The Angry Inch - Origin Of Love(youtube


■Pink Floyd - The Division Bell

by beautiful_japan | 2008-06-07 23:55 | 宗教 vs グローバル化